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シャコタンオオルリオサムシを求めて(積丹半島亜種編)

シャコタンオオルリオサムシを求めて(積丹半島亜種編)

はじめに

さぁ、北海道のオサムシはそろそろ、後半戦と差し掛かろうとしております!オサムシの前半戦は大体5月〜7月初旬後半戦が8月〜9月末といったところでしょうか!後半戦はあっという間なので計画的にいこうと目論む今日この頃です〜!🤓

さてさて、今回は2020年の前半戦のブログを書いていこうとおもいます!😄

2020年前半。。。コロナウィルスの大流行で公にはどこ行ったとかはツイッターにもとくに載せておりませんでした!まぁ、昆虫採集に関して他県に行ったり、地方のコンビニや施設によらない限りは過度に自粛する必要もないかな〜という考えのぼくですね〜🤔

去年はメインで採集しに行くことがなかった亜種の一つであるシャコタンオオルリオサムシを採集しに行ってきました!う〜む、去年は側溝で運良く2頭ほど採集できたので、今回はその近辺を開拓してドンドンポイントを増やしていこうとう感じですね!!☺

トラップ設置(5月1週目)

トラップ設置(ピットフォールトラップ)は3箇所にそれぞれ100~150個のプラスチックコップを埋めてきました!全部で大体400個ですかね。💦最近の採集では500個以上埋めないと不安になる症候群が発動しているので少し不安がのこる数ではあるのですが、、、とはいったものの実績ポイントの近くやその流れ、環境がかなり似ている箇所を選別しております!💪✨

コップを埋めている最中に、山菜取りに来ていた2人組と遭遇!(あるある笑)

「アイヌネギとれました〜??😀」

「いえいえ、昆虫採集なんですよ〜!🙂」

「あ、へぇ〜😧」

そんな会話もあるあるなのですが、あたりを見渡してみると確かにアイヌネギ(ギョウジャニンニク)が多産しているではありませんか。う〜む、これは僕もオサ屋から山菜屋にジョブチェンジしなくては✨、、、ということで少しだけいただいてきました!アイヌネギはユリ科の草とよく似ているので注意しなければなりません‼️下が赤っぽく、ニラのような匂いがしてればアイヌネギです!

トラップ回収(5月2週目)

今回はゴールデンウィーク期間でしたので、中5日での回収です。果たして今年度一発目のトラップ成果のほどは〜〜〜〜

よし!!無事にシャコタンオオルリオサムシをゲットです!!よかったよかった!!✨✨😋✨✨

その後もチラチラとはいっていました!まだ時期が早いためもあり、入っているのはオオルリオサムシがほとんど!やはり北方系の昆虫なんで寒さに耐性があるようですね!多少のマイマイカブリはいましたが!

兎にも角にも2020年、幸先の良い採集になりました!😙

考察

シャコタンオオルリオサムシのカラーは比較的一般的なレッド~グリーンの色合いが一番多かったですね!標高の高い場所に行けば行くほどグリーンが強く出る傾向があると思います。隣接するオオルリオサムシ月越型よりも条線は太く、ぶつ切りにきれています!🤔

シャコタンオオルリオサムシ

オオルリオサムシ(月越型)

第二間室(太い条線と太い条線の間にある細かな小さな条線のことで、オシマルリオサムシやアラメオオルリオサムシはこの間室が発達している)は基亜種(千歳を中心としたオオルリオサムシ)と比べるとそこまで発達していません。😌

ということで今回はシャコタンオオルリオサムシについてでした!あとブログで紹介していないオオルリオサムシの亜種はヒメオオルリオサムシだけになりましたね!ムフフ〜😎