オシマルリオサムシ(Damaster munakatai munakatai )飼育記録1
最近は北海道の夏も過ぎ去り、秋のヒンヤリとした風が肌寒いですね〜😶
さてさて、オオルリオサムシの略称はルリオサや、オオルリなどがありますけども、個人的にはオオルリだとオオルリハムシやオオルリアゲハなんかもいますし、ルリオサの方がいいのではないかと思っている今日この頃でございます〜💭
オシマルリオサムシの飼育記録という事で、我が家では初夏に孵化したベビーたちが羽化してきているので、数回に分けて紹介していきたいと思います!!!💖💖💖
まずは、ベビーの母親を紹介!
[オシマルリオサムシ低地帯♀(Damaster munakatai munakatai )]
こちらは、僕が師匠と崇めるpochiさんと、今年の春にオサ堀りで発掘した個体です!!(その話はまたどこかで・・・)
条線(鞘翅の線)が太く、一つに連ねっているのが特徴的ですね。
そしてお次が、僕の人生で初のオサブリードに成功した個体である1号ちゃん!
[オシマルリオサムシ低地帯♀(Damaster munakatai munakatai )NO.01 5/16孵化〜7/10羽化]
「なんで、今年生まれたのに標本なんだよ!!!」という声がきこえてきそうで、怖いですね〜笑^^;
これは、僕の知識のなさや、勉強不足が原因なのですが、オサムシの新成虫は、後食をほとんど行わないという思いこみがありまして、ゼリーのみを与え、カタツムリを与えることを怠ってしまったのです・・・。個体差にもよりますが、どうも羽化後1~2週間以内にカタツムリを与えないと死亡するのではないかと予想します。というのも、先日お話しした昆虫に詳しい大学の教授もオオルリオサムシの新成虫が誕生した際に、昆虫ゼリーのみを与えていたら一週間ほどで謎の突然死があったそうです。
これからオサブリードを行うみなさん!!!
僕の考えでは一週間以内にカタツムリの後食は必須です!!お忘れなきよう!!!!!
(まぁ、スレなし完品の標本で、貴重な個体にはなりましたが。。。)ッボソ
さてさて、お次は2号くん
[オシマルリオサムシ低地帯♂(Damaster munakatai munakatai ) NO.02 5/16孵化〜7/19羽化]
1号ちゃんと条線はほとんど同じですね、母親とは少し違う?前頭 〜前胸背板にかけては赤みが出ており、エリトラに関してはグリーンが出ていますね!
3号くん!
[オシマルリオサムシ低地帯♂(Damaster munakatai munakatai ) NO.03 5/16孵化〜7/24羽化]
まぁ、2号とほとんど同じ感じですかね。強いて言えば、会合線に少し隙間ができてしまいました。(原因不明)
今日はこの子で最後!4号くん!
[オシマルリオサムシ低地帯♂(Damaster munakatai munakatai ) NO.04 5/16孵化〜7/24羽化]
3号と孵化・羽化が同じです。他の雄に比べると少し小ぶりですが、オールグリーンが魅力的ですね〜!
さて、本日の紹介はここまでです!ちなみに1号〜4号までは同じ日に生まれた4つ子だったのです。その影響かもしれませんが、条線は皆似ております。
しかし!!
カラーが個体ごとに違うのは、なかなか興味深い!!!!
1号の経験を踏まえて、カタツムリを羽化後すぐに与えているため、羽化不全以外の新成虫は、現時点で皆ピンピンしております!😀(実はこの個体達は既に越冬準備で、土の中に入っていたところを少しだけ起こして写真撮影を行ったいました^^;)
最後にオサムシ初心者の方のために、オサムシの雌雄判別する際に見るポイントを貼って終わりにします!
前足の広い方が雄で、スリムな方が雌ですね!
今まで大型のクワガタしか経験してなかった人などには、少し難しいかもしれませんが、慣れるとすぐ判断できます^^
それでは、ここまでお付き合いくださり、あとうございます!! 次回もお楽しみに〜笑笑
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